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竹本健治のミステリと幻想文学を多方面から堪能する試み。

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『闇に用いる力学 黄禍篇』

ジャーロ
『ジャーロ』2008年 AUTUMN No.33 8周年リニューアル号(光文社)より、『闇に用いる力学 黄禍篇』の連載が始まっています。
『闇に用いる力学 黄禍篇』は、『闇に用いる力学 赤気篇』(光文社)の続編です。『闇に用いる力学 黄禍篇』の冒頭に、赤気篇で扱われたエピソードの断片が載っていますので、『闇に用いる力学 黄禍篇』から読み始めた方は、これを参考にしてください。
とはいえ、『闇に用いる力学』は、竹本健治作品のなかでも最重要著作であり、『匣の中の失楽』が個の狂気を扱っていたとすれば、『闇に用いる力学』は集団的な狂気を扱っている問題作といえます。したがって、出来れば『闇に用いる力学 赤気篇』(光文社)を未読の方は、古書店などでなんとか入手していただいて、原文を読んでいただきたいです。
なお、『ジャーロ』2008年 AUTUMN No.33には、蔓葉信博氏(限界小説研究会)による書評「謎のむこう、キャラの場所」第10回が掲載され、そのなかに竹本健治の『せつないいきもの』が取りあけられています。新海誠による映像作品「雲のむこう、約束の場所」を想起させるこの書評は、ゲームやアニメなどに近接したライトノベルをどう評価するかという目的のために書かれており、『せつないいきもの』にみられる竹本健治の特性も、ライトノベル批評・限界小説批評・(笠井潔の言うところの)ジャンルX批評の架け橋となるものとして評価されているわけで、その書評の前提自体に別目的のバイアスがかかっていることを考え合わせておくべきでしょう。span>
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テーマ:オススメ本 - ジャンル:小説・文学

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