竹本健治ファン倶楽部 FC2_blog出張所

竹本健治のミステリと幻想文学を多方面から堪能する試み。

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『幻影城の時代 完全版』

幻影
講談社BOX編集部プロデュースによる『幻影城の時代 完全版』(講談社)は、2008年冬刊行予定。

現在までに判明している情報は、以下の通り。
・「幻影城の時代」の会・編『幻影城の時代』(エディション・プヒプヒ発行、2006.12、本稿の図版資料はエディション・プヒプヒ版)を、再編集。以下の内容を新たに追加。
・泡坂妻夫 『敷島の道』
・栗本薫 <伊集院大介シリーズ>
・竹本健治 『匳の中の失楽』、『匣の中の失楽』創作ノート、『静かなる祝祭』
・田中文雄 『走屍の山』
・田中芳樹 『男爵夫妻の話』
・友成純一 『夢を見た怪物』
・連城三紀彦 <花葬シリーズ>
・影の会通信  (解説=竹谷正)

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『闇に用いる力学 黄禍篇』

ジャーロ
『ジャーロ』2008年 AUTUMN No.33 8周年リニューアル号(光文社)より、『闇に用いる力学 黄禍篇』の連載が始まっています。
『闇に用いる力学 黄禍篇』は、『闇に用いる力学 赤気篇』(光文社)の続編です。『闇に用いる力学 黄禍篇』の冒頭に、赤気篇で扱われたエピソードの断片が載っていますので、『闇に用いる力学 黄禍篇』から読み始めた方は、これを参考にしてください。
とはいえ、『闇に用いる力学』は、竹本健治作品のなかでも最重要著作であり、『匣の中の失楽』が個の狂気を扱っていたとすれば、『闇に用いる力学』は集団的な狂気を扱っている問題作といえます。したがって、出来れば『闇に用いる力学 赤気篇』(光文社)を未読の方は、古書店などでなんとか入手していただいて、原文を読んでいただきたいです。
なお、『ジャーロ』2008年 AUTUMN No.33には、蔓葉信博氏(限界小説研究会)による書評「謎のむこう、キャラの場所」第10回が掲載され、そのなかに竹本健治の『せつないいきもの』が取りあけられています。新海誠による映像作品「雲のむこう、約束の場所」を想起させるこの書評は、ゲームやアニメなどに近接したライトノベルをどう評価するかという目的のために書かれており、『せつないいきもの』にみられる竹本健治の特性も、ライトノベル批評・限界小説批評・(笠井潔の言うところの)ジャンルX批評の架け橋となるものとして評価されているわけで、その書評の前提自体に別目的のバイアスがかかっていることを考え合わせておくべきでしょう。span>

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『ツグミはツグミの森』

メフィスト
文字色
pan style="color:#000000">;">『ツグミはツグミの森』は、現在、『小説現代増刊号 メフィスト』(講談社)に連載中です。
美良濃高校の天文部部員が,32年の年を隔てて起きた少女の殺人事件にのぞむ本格ミステリです。
『メフィスト』での挿絵は、林タケ志さんが担当。span>

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澁澤龍彦著『澁澤龍彦書評集成』

書評集成
 澁澤龍彦著『澁澤龍彦書評集成』(河出文庫)が、先ごろ刊行された。(2008.10.20初版発行)
1958年から1987年の間に、澁澤が書いた書評を集大成したもので、澁澤の死後に組まれた本である。
 澁澤の文庫は、幻想文学愛好家にとっては基本文献だから、このブログの読者にもお勧めしておきたいが、ミステリに関係した書評としては、『夢野久作全集』第一巻や、中井英夫『悪夢の骨牌』といった書評、「中井英夫について」といった人物評が含まれているので、注目に値する。
 とはいえ、澁澤は小栗虫太郎の『黒死館殺人事件』(河出文庫)に収められた解説(初出は1969年に刊行された桃源社版の『黒死館殺人事件』の解説である)のなかで、「夢野久作のような田舎者」と書いており、夢野より小栗に好感を持っていた可能性が高い。このことは、『夢野久作全集』第一巻の解説だけからは見えてこないことなので、注意を要する。
 また、「中井英夫について」では、インドネシアで戦争当時バイテンゾルク植物園の園長を務めていた中井英夫の父親、猛之進のことを語り、「この父にしてこの子あり」と書いているが、中井英夫はこの父親の権威主義的傾向に反発を覚えていたふしがあるので、このような人物評を中井がどう受止めたは疑問である。(と書いたところで、河出書房新社の編集部によるこの本の問題点は、初出年が不明であることに気づいた。澁澤の書評・人物評に、周りがどう反応したのか考える際には、これがいつごろ書かれたものかが必要になってくるからである。初出年を調べるためには、河出版の『澁澤龍彦全集』に遡って確認することが必要と思われる。)span>

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竹本健治 年譜

※決定稿は、メインコンテンツ http://milleplateaux.fc2web.com/page014.html の中にあります。ここでは、ブログの特性を生かして、最新情報が入り次第、随時更新してゆきます。更新結果は、最終的にメインコンテンツの方に反映させてゆきます。

1954年(昭和29年)9月17日 兵庫県相生市に生まれる。

1967年(昭和42年) 私立淳心学院中等部に入学。

1970年(昭和45年)  淳心学院高等学校に進学。

「(僕の場合は、中高一貫の男子校でしたが)。その頃、友人たちと「軟体動物同盟」というのを作り、それぞれ「ウミウシ派」「アメフラシ派」などと勝手に名乗っていました。」(『闇のなかの赤い馬』P238あとがき<わたしが子どもだったころ>より)

淳心祭にて「或る劇団」による公演「青春裁判」(永島慎二作)を行う(脚色・演出・音楽選定・出演:東海洋二)。影絵劇「よだかの星」の自主公演を実施(脚本・演出・音楽選定・朗読:東海洋二、美術:竹本健治)。

1971年(昭和46年) 淳心祭にて「或る劇団」による公演「ある吸血鬼の私生活」を行う(作・演出・主演:東海洋二、レスラー「ニコヨン竹本」役:竹本健治)

1973年(昭和48年)  東洋大学文学部哲学科入学。ひたすら囲碁研に通う。この当時、演劇サークル、呪術研究グループに所属していた。また、漫画同人『楽書館』にも参加。その頃の『楽書館』には、さべあのま、高野文子、高橋葉介らが所属していた。(「ダ・ヴィンチ」平成10年11月号 のインタビューからの情報)

1975年(昭和50年)  同人誌「緑葬館」創刊号にて、短編「夜は訪れぬうちに闇」を発表。

1977年(昭和52年)  中井英夫に才能を見出され、『匣の中の失楽』を、探偵小説専門誌「幻影城」(幻影城)1977年4月号No.29より連載開始。

1978年(昭和53年) 『幻影城』1月号に短編「陥穽」を掲載。「幻影城」1978年2月号No.40にて、『匣の中の失楽』が完結。7月、幻影城より、単行本として刊行される。なお、「幻影城」1978年2月号No.40には、竹本健治による「<影の会>通信・星の夜の論議」も掲載されている。作家業専念のため、大学を中退。

1979年(昭和54年) 1月11日・18日・25日・2月1日、『アサヒ芸能』に「天狗道場」掲載。10月10日、『綺譚 創刊号』(綺譚社)にて「比較ゲーム論の周辺から(一)」を掲載。

1980年(昭和55年)  1月、『ROCKアウト R03』(アリス出版)にマンガ掲載。6月6日、『綺譚 第2号』(綺譚社)にて「比較ゲーム論の周辺から(ニ)」を掲載。7月、『囲碁殺人事件』をCBSソニー出版(現ソニーマガジンズ)より刊行。9月1日、『EQ 9月号 No.17』(光文社)に「EQアトランダム『ゲームとミステリ』」を掲載。

1981年(昭和56年)  1月20日発行の「綺譚」第三号(綺譚社)にて「比較ゲーム論の周辺から(三)」を掲載。 2月『将棋殺人事件』をCBSソニー出版(現ソニーマガジンズ)より刊行。8月20日発行の「綺譚」第四号にて「比較ゲーム論の周辺から(四)」とマンガ「あるいはパサディナ・フウムーン」を掲載(注)。8月『トランプ殺人事件』をCBSソニー出版(現ソニーマガジンズ)より刊行。10月1日『月刊小説 10月号』(桃園書房)に「ぼくの新刊」掲載。「臨時増刊小説現代」(講談社)に短編「けむりは血の色」を掲載。12月15日、『別冊本の雑誌1 ブックカタログ1000 』(本の雑誌社)に、「書評「歴史の古い盤上遊戯」―囲碁・将棋の本10冊―」を掲載。

(注)
『綺譚』第三号(綺譚社、1981年1月20日発行)定価 400円(参加作家:栗本薫、伊藤典夫、ささやななえ、鏡明、竹本健治、井崎條五郎、関三喜夫)(絵:大友克洋<表紙>、高野文子、さべあのま、いしかわじゅん、高信太郎、ささやななえ、南妖二郎)
『綺譚』第四号(綺譚社、1981年8月20日発行)定価 400円(参加作家:栗本薫、橋本治、梶尾真治、竹本健治)(絵:大友克洋<表紙>、高野文子、南妖二郎、新田たつお、山岸涼子、安彦良和)

1982年(昭和57年)  1月15日、『週刊ポスト』に、「第15期 文壇囲碁名人戦(第2回)」掲載。2月1日、『バラエティ 2月号』(角川書店)にコラム「フルコース 玩具とつき合う法 PART5『人生はゲームだ。ゲームはやり直しのきく人生/野球盤だけがボード・ゲームじゃないよ』」と「フルコース 玩具とつき合う法 PART6『カード・ゲームの種類とその実践』」を掲載。4月1日、『バラエティ 4月号』(角川書店)の企画「ウソのようなホントのようなミョウチキリンな偉人・怪人伝説列伝~偉大にして愛すべきこの大人物たち」に「この幸三、名人に香車をひいて勝つために大阪へ行く!」と「長考すること一手16時間。その間に棋士は何手を読んだか?」を掲載。4月1日、『中学一年コース  4月進学お祝い特大号』(学研)にSFE名義で、「スペース・ゲームに挑戦」を掲載。4月25日、連城三紀彦著『暗色コメディ』(CBS・ソニー出版)に解説執筆。「小説推理」(双葉社)11月号に短編「美樹、自らを捜したまえ」を掲載。

1983年(昭和58年)  「恐怖省」1号に「恐怖」を掲載。4月、『狂い壁狂い窓』を講談社ノベルスより刊行。当時住んでいた大森のアパートが、この小説の舞台。その後和光市白子のマンションに引っ越す。「別冊小説現代」83年新秋号(講談社)に短編「氷雨降る林には」を掲載。12月、『匣の中の失楽』を講談社文庫より刊行。

1984年(昭和59年)  「別冊小説現代」(講談社)84年初夏号に短編「実験」を掲載。

1985年(昭和60年)  「ショート・ショートランド」(講談社)1-2月号に、掌編小説「パセリ・セージ・ローズマリーそしてタイム」を掲載。9月、『囲碁殺人事件』を河出文庫より刊行。12月30日刊行の友成純一『凌辱の魔界』(マドンナメイト)の解説を、赤塚不二夫とともに担当。

1986年(昭和61年)  1月『トランプ殺人事件』、10月『腐蝕の惑星(後に「腐蝕」と改題)』を新潮文庫より刊行。「幻想文学」(幻想文学会出版局)14号《特集◎モダンホラー》に「恐怖」を掲載。3月号「ミステリマガジン」(早川書房)12月号に短編「閉じ箱」を掲載。

1987年(昭和62年)  3月、『クー』を講談社ノベルスより刊行。「ユリイカ」(青土社)5月号に「月の下の鏡のような犯罪」を掲載。「SFアドベンチャー」(徳間書店)8月号に短編「青い血の海へ」を執筆。「ミステリマガジン」(早川書房)8月号に短編「蛩音」を掲載。

1988年(昭和63年)  大和書房より刊行の第三期『小説奇想天外』 3号(1988/04/25)に『ウロボロスの偽書』 を連載開始。2月『殺戮のための超・絶・技・巧~銀河スナイパー~パーミリオンのネコ 1』、9月『タンブーラの人形つかい~銀河スナイパー~パーミリオンのネコ 2』をトクマノベルスMiOより刊行。4月、江戸川乱歩推理文庫第37巻『黄金豹・妖人ゴング』(講談社)の解説を担当。「SFアドベンチャー」(徳間書店)5月号に短編「"魔の四面体"の悪霊」を、7月号に短編「夜は深い緑」を、10月号に短編「スナイピング・ジャック・フラッシュ」をそれぞれ執筆。「EQ」(光文社)7月号に短編「仮面たち、踊れ」を掲載。

1989年(昭和64年/平成元年)  「SFアドベンチャー」(徳間書店)4月号に短編「銀の砂時計が止まるまで」を、10月号に短編「死の色はコバルト・ブルー」を執筆。7月、『兇殺のミッシング・リング~銀河スナイパー/パーミリオンのネコ 3』をトクマノベルスMiOより刊行。長男誕生。久我山から玉川学園に引っ越す。

1990年(平成2年)  1月、『"魔の四面体(テトラヘドロン)"の悪霊~銀河スナイパー/パーミリオンのネコ 4』をトクマノベルスMiOより刊行。「小説奇想天外」11号 (1990/02/20)に「ウロボロスの偽書 -Part 9」を掲載、掲載誌の廃刊により連載中断。7月、『カケスはカケスの森』を徳間書店より刊行。

1991年(平成3年)  「EQ」(光文社)1月号より連作短編「七色の犯罪のための絵本」を掲載(92年1月号まで)。6月、『殺人ライブへようこそ』をトクマノベルズより刊行。8月、『ウロボロスの偽書』を講談社から刊行し、『このミステリーがすごい』(JICC出版局)で1991年(国内編)10位に、『週刊文春』の選ぶミステリー・ベスト10で6位にランクイン。11月、『匣の中の失楽』を講談社ノベルスより刊行。

1992年(平成4年)  1月『凶区の爪』、11月『妖霧の舌』をカッパ・ノベルスより刊行。5月、『殺戮のための超・絶・技・巧~銀河スナイパー~パーミリオンのネコ 1』を徳間文庫より刊行。11月、『[定本]ゲーム殺人事件』をピンポイントより刊行(書き下ろし短編「チェス殺人事件」を収録)。

1993年(平成5年)  5月、『狂い壁狂い窓』を角川文庫より刊行。『眠れる森の惨劇(後に「緑衣の牙」と改題)』をカッパ・ノベルスより刊行。5月に刊行された『奇想の復活 ミステリーの愉しみ5』(立風書房)に、トリック芸者シリーズの異色短編「メニエル氏病」を掲載。8月、『ウロボロスの偽書』を講談社ノベルスより刊行。10月、『閉じ箱』を角川書店より刊行(書き下ろし短編「緑の誘い」を収録)。12月、『カケスはカケスの森』を徳間文庫より刊行。

1994年(平成6年)  2月『将棋殺人事件』、3月『囲碁殺人事件』、4月『トランプ殺人事件』を角川文庫より刊行。4月25日刊行の創元推理4(1994年・春号)に、短編「眠れ、覚醒者」を掲載。7月、『腐蝕』を角川ホラー文庫より刊行。7月31日刊行の「幻想文学」(アトリエOCTA)41号《特集◎ホラー・ジャパネスク》に、「究極の純粋な恐怖」を掲載。

1995年(平成7年)  2月、『凶区の爪』を光文社文庫より刊行。「EQ」(光文社)5月号より『闇に用いる力学[赤気篇]』を掲載(~1997.3月号)。10月、『ウロボロスの基礎論』を講談社より刊行し、「このミステリはすごい」で1995年(国内編)18位にランクインする。「幻視の文学1985」(幻想文学会出版局)に短編「闇に用いる力学」を掲載。

1996年(平成8年)  1月、『閉じ箱』を角川ノベルスより刊行。2月、光文社文庫への挟み込み冊子「文庫のぶんこNo.59」(光文社)に、掌編小説「病室にて」を掲載。4月、『殺人ライブへようこそ』を徳間文庫より刊行。2月、『妖霧の舌』を光文社文庫より刊行。6月、企画にかかわったゲームソフト『月花霧幻譚~TORICO~』がセガより販売される。『ダ・ヴィンチ』1996年7月号の「ミステリー作家交遊録」に登場。に8月刊行の『月花霧幻譚~TORICO~オフィシャルガイド』(ソフトバンク)に短編「蝶の弔い」とインタビューを掲載。11月、綾辻行人対談集『セッション』(集英社)が刊行され、SESSION 10に竹本健治との対談が収録される。

1997年(平成9年)  「小説すばる 臨時増刊ホラー特集号」(集英社)5月号に短編「空白のかたち」を掲載。6月、『闇に用いる力学[赤気篇]』 を光文社より刊行。『小説すばる』1997年7月号に、綾辻行人・京極夏彦・大森望との対談「本格キョーフ座談会・スプラッタでGO!」が掲載され、竹本健治は醜い牙をした特殊メイクを体験する。7月、『ウロボロスの基礎論』を講談社ノベルスより刊行。この頃から、『入神』執筆のため、江戸川橋付近に作業場を持つようになったらしい。12月、『閉じ箱』を角川ホラー文庫より刊行。「小説すばる」12月号に「震えて眠れ」を掲載。

1998年(平成10年)  「女性自身」(光文社)2月17日号より「風祭りの坂で」を連載(~12月24日号)。3月、『緑衣の牙』を光文社文庫より刊行。3月短編「陥穽」を収録したアンソロジー『幻影城【探偵小説誌】不朽の名作』が、カドカワエンターテイメントより刊行される。『活字倶楽部』'98春号 特集ホラー小説の「作家アンケート」に登場、初めて『怖い』と思った小説は、山中峯太郎訳『シャーロック・ホームズ全集』(ポプラ社)19巻の「消えた蝋面」である、10年ほど前に見た怖い夢を、いずれ小説に使用したいなどの回答をしている。5月に刊行された『ジョバンニ 間村俊一画集』(洋々社)に短編「熱病のような消失」を執筆。12月、「風祭りの坂で」を改題し、『風刃迷宮』としてカッパ・ノベルスより刊行。8月28日に『YAKATA~Nightmare Project~』(メディアファクトリー)が刊行され、綾辻行人・喜国雅彦との対談「特別鼎談・ミステリーの中の館、ゲームとミステリ」が掲載される。「ダ・ヴィンチ」(1998年11月号)に、「二階堂黎人の対談三本勝負・竹本健治」を掲載。

1999年(平成11年)  小説すばる(4月号)に、「デビューへカウントダウン 竹本健治」を掲載。9月、『入神』を南雲堂より刊行し、漫画家デビュー。9月に刊行された『GOD 異形コレクション12』(廣済堂文庫)に、短編「白の果ての扉」掲載。11月、『殺戮のための超・絶・技・巧~銀河スナイパー/パーミリオンのネコ 1』をハルキ文庫より刊行。11月、綾辻行人対談集『セッション』(集英社文庫)が刊行され、SESSION10に竹本健治との対談が収録される。11月27日(土)、同志社大学の学祭<同志社EVE>にて講演会を行う。(16時開演、18時頃終了。同志社大学今出川校地 神学館礼拝堂にて実施。)

2000年(平成12年)  1月『タンブーラの人形つかい~銀河スナイパー/パーミリオンのネコ2』、2月『兇殺のミッシング・リング~銀河スナイパー/パーミリオンのネコ 3』、3月『"魔の四面体(テトラヘドロン)"の悪霊~銀河スナイパー/パーミリオンのネコ 4』、9月『クー』、10月『鏡面のクー』をハルキ文庫より刊行。2月に刊行された『エロティシズム12幻想』(エニックス)に、短編「非時の香の木の実」を掲載。6月『幻影城【探偵小説誌】不朽の名作』が角川ホラー文庫より刊行される。9月17日、公式ホームページパラレル玲瓏館を立ち上げる。10月刊行された『十月のカーニバル 異形コレクション綺賓館I』(光文社カッパノベルス)に短編「ぼくの死んだ宇宙」を執筆。

2001年(平成13年)  1月、『連星ルギイの胆汁』をe-novelsより発売。「KADOKAWAミステリ」(角川書店)1月号より『クレシェンド』を連載(~2002.7)。3月、東海洋士『刻Y卵(こくあらん)』が刊行され、巻末解説と帯文を執筆。9月に刊行された『玩具館 異形コレクション』(光文社文庫)に、短編「フォア・フォーズの素数」を掲載。

2002年(平成14年)  3月14日、東海洋二、肝臓ガンにて死去(47歳)。3月『風刃迷宮』を光文社文庫より刊行。6月、『ウロボロスの偽書』を講談社文庫より二巻本で刊行。7月、『フォア・フォーズの素数』を角川書店より刊行。8月6日から新宿紀伊国屋書店にて、同書のサイン本を販売。10月、『匣の中の失楽』を双葉文庫より刊行。10月10日~11日、ふじ丸(東京湾クルーズ)にて、新本格誕生15周年記念イベント「新本格フェスティバル」東京公演が開催され、竹本健治もゲストとして出席。

2003年(平成15年)  1月、『クレシェンド』を角川書店より刊行。2月8日午後3時より、新宿紀伊国屋書店本店にて、『クレシェンド』発売記念サイン会を開く。1月29日から2月9日まで、池袋西武イルムス館2階の西武ギャラリーで開催された江戸川乱歩展「蔵の中の幻影城」のカタログ『乱歩の世界』に短編「夢の街」を執筆。3月末ごろから杉澤鷹里主催の創作掲示板「破壊者の幻想譜」に、「へのへの」(竹本先生のHN)ならぬ「へぬへぬ」なる謎の人物が『ウロボロスの摂動論』を投稿するようになる。「ミステリマガジン」5月号No.567(早川書房)に掲載された村上貴史によるインタヴュー「ミステリアス・ジャム・セッション」第28回に竹本健治が登場。
後に、村上 貴史著『ミステリアス・ジャム・セッション』(早川書房)に再収録される。9月刊行の『教室~異形コレクション』に、短編「開かずのドア」を執筆。9月、新本格ミステリフェスティバルの記念本『新本格謎夜会』が講談社ノベルスより刊行される。10月3日~11月4日の間、「へぬへぬ」という謎の人物が『ウロボロスの摂動論』のPDFファイルを、期間限定でホームページ上からダウンロードできるようにする。。(その後、2004年9月10日に、「へぬへぬ」が共同執筆者チーム名であり、そのひとりが当FC会員でもある「よたろう」氏であることを「破壊者の幻想譜」で自ら明かす。)12月12日、公式ホームページパラレル玲瓏館をso-netに移転させる。

2004年(平成16年)  1月、『闇のなかの赤い馬』を講談社ミステリー・ランド第三回配本の一冊として刊行。1月23日に刊行された村上貴史著『ミステリアス・ジャム・セッション』(早川書房)に、『ミステリー・マガジン』に掲載されたインタビュー記事が再収録される。2004年2月29日~3月10日(午後11:30~午後6:30)『永遠の薔薇ーー中井英夫へ捧げるオマージュ展』が、第一会場 ギャラリー・オキュルス(東京都港区高輪3-10-7) 、第二会場 古書啓祐堂(東京都港区高輪3-9-8)で開かれ、竹本健治は絵を出品する。2月『囲碁殺人事件』、5月『将棋殺人事件』、8月『トランプ殺人事件』を創元推理文庫より刊行。e-NOVELS通信2004年3月23日号 第16号に、書き下ろしリレーエッセー「私の愛用品」第16回を掲載。(睡眠導入剤代わりの本は、日本棋院の『昭和の詰碁1』とのこと。バックナンバーは、http://www.mag2.com/m/0000115290.htmの「バックナンバー」の項目参照。)「ジャーロ」(光文社)にて、「牧場智久の雑役シリーズ」連載開始(NO.15 2004 SPRING 3月15日発売「騒がしい密室(前篇)」、NO.16 2004 SUMMER 6月「騒がしい密室(後篇)」、No.18 2004 WINTER 12月15日発売「薔薇に捧げる惨劇(前篇)」)。『月刊公募ガイド』2004年4月号(公募ガイド社)にインタビュー記事(「今月の一冊・竹本健治著『闇のなかの赤い馬』)掲載。6月、東海洋士追悼
集『やさしい吸血鬼』(東海洋士追悼集を作る会)に追悼文「東海という<峰>を振り返って」を執筆。8月、津原泰水短編集『綺譚集』(集英社)に推薦文を執筆。種村季弘監修、日下三蔵・横山茂雄編 『日影丈吉全集 第8巻 単行本未収録小説2 』(国書刊行会)の月報「新たなる幻視のリレーのために」を執筆。9月、短編「彼ら」(当初の刊行予告では「黒の検閲」となっていた)を掲載した『凶鳥の黒影~中井英夫へ捧げるオマージュ』が刊行される。10月に刊行された中相作・本多正一監修/浜田雄介編/乱歩蔵びらき委員会発行『子不語の夢~江戸川乱歩小酒井不木往復書簡集』のために、推薦文を書く。12月、「別冊文藝春秋Extra」連載予定の『キララ探偵す。』のために秋葉原のメイド喫茶を取材。

2005年(平成17年) 3月15日発売の「GIALLO」NO.19 2005 SPRINGに、「薔薇に捧げる惨劇(後篇)」掲載。5月、『キララ、探偵す。』第一話前編を執筆。6月、「騒がしい密室」(牧場智久の雑役シリーズ第一話)を収録した本格ミステリ作家クラブ編『本格ミステリ 05』が、講談社ノベルスより刊行される。6月8日発売の「別冊文藝春秋Extra」7月(258)号にて、『キララ、探偵す。』連載開始。6月15日発売の「GIALLO」NO.20 2005 SUMMERに、「遅れてきた屍体(前篇)」を掲載。7月、日本棋院発行の「月刊碁ワールド」2005.7 第52巻8号 雑誌13873-07に、「ずいひつ私的囲碁事情 ネット篇」P26~27を掲載。7月、「七色の犯罪のための絵本」にプラスする短編執筆。9月15日発売の「GIALLO」NO.21 2005 AUTUMNに、「遅れてきた屍体(後篇)」を掲載。9月20日刊行の齋藤慎爾編『現代詩殺人事件 ポエジーの誘惑』に、「パセリ、セージ、ローズマリー、そしたタイム」が収録される。10月 25日『フォア・フォーズの素数』(角川文庫)刊行。10月30日、河出書房新社より「七色の犯罪のための絵本」に短編「しあわせな死の桜」をプラスして、建石修志氏とのコラボレーション作品集『虹の獄、桜の獄』を刊行。10月31日、竹本健治公式HPパラレル玲瓏館のゲストルームからのリンク先に、竹本健治ファン倶楽部<軟体動物同盟>が加わる。「新刊展望」(日販)12月号に「前書
 後書」を掲載。「ミステリーズ!」(東京創元社)12月号に「私がデビューしたころ」を掲載。

2006年(平成18年) 『活字倶楽部2006年冬号』(雑草社)巻頭特集「マイベストブック2006」のアンケートに登場。e-NOVELSのメールマガジン『e-NOVELS通信2006年1月31日号第62号』の「【メールマガジン企画】取るに足らない20の質問」というアンケートに回答。3月、『ジャーロNo.23春号』の「私の愛する本格ミステリ」コーナーに執筆。4月25日、「ジャーロ」連載の「牧場智久の雑役シリーズ」を纏め、『狂い咲く薔薇を君に 牧場智久の雑役』(光文社カッパ・ノベルス)として刊行。4月30日、結城信孝編『ギャンブル・アンソロジー[ゲーム編]絶体絶命』(ハヤカワ文庫)刊行、「チェス殺人事件」が収録される。8月20日に刊行された井上雅彦監修『異形コレクションXXXVI 進化論』(光文社文庫)に、「個体発生は系統発生を繰り返す」が収録される。9月20日、『ウロボロスの純正音律』(講談社)が刊行される。10月1日、「一冊の本」10月号(朝日新聞社)に、「待ち続けた本」を掲載。「社団法人日本推理作家協会会報」11月号に、「囲碁同好会再興縁起」を掲載。12月『ジャーロ』(光文社)NO.262007 WINTERより、 牧場智久の雑役Ⅱ掲載開始。初回掲載は「青い鳥、小鳥」(前編)。『彷書月刊』2007年1月号に漫画掲載。『活字倶楽部』2007年冬号に、アンケート掲載。12月15
日、幻影城の時代の会・編『幻影城の時代』に、インタビュー「『匣の中の失楽』のころ」を掲載。12月25日、『彷書月刊』2007.1月号特集みんなでふるほんまんがに、まんが「ある日の桃井くん」「ある日の智久くん」を掲載。

2006年(平成18年)1月 『本格ミステリー・ワールド2007』(南雲堂)の巻頭グラビア・作家の計画・自作解説に登場。1月30日、『キララ、探偵す。』(文藝春秋)刊行。

2007年(平成19年)1月、スカイパーフェクトTV「ミステリー・チャンネル」<Mysteryゲストルーム>に出演。2月、『異形コレクション讀本』(光文社文庫)のアンケート「異形執筆者に訊く」に答える。5月、「ミステリマガジン」(早川書房)に「雨の公園で出会った少女」を掲載。6月に刊行された古野まほろ著『天帝のつかわせる御矢』(講談社ノベルス)の帯文を執筆。8月「メフィスト」2007年9月号に「世界征服同好会」、綾辻行人・有栖川有栖のミステリー・ジョッキー番外編に「恐怖」を再録。8月、講談社ノベルス25周年記念、綾辻・有栖川復刊セレクションの一冊として『狂い壁 狂い窓』が刊行される。11月11日、日本推理作家協会60周年記念「作家遊ぼう!ミステリーカレッジ」(立教大学池袋キャンパス)に参加、そのなかの企画「消えた理事長」というビデオに出演。 11月、「少年回廊BBS」にてゲーム作成の仕事に関与していることが明らかになる。

2008年(平成20年)3月1日、『匣の中の失楽』の台湾版『匣中的失樂』が、林敏生訳で小知堂文化事業有限公司より刊行される。5月15日、『キララ、またも探偵す。』(文藝春秋)刊行。7月25日『せつないいきもの 牧場智久の雑役』(光文社カッパ・ノベルス)刊行。「7月24日、綾辻行人・有栖川有栖著『綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー 1』(講談社)が刊行、竹本健治の「恐怖」が収録される。エッセイ「島崎さんのこと」(『メフィスト』掲載)およびエッセイ「目指すは文壇最強!?」(『月刊碁ワールド』掲載)執筆。『ジャーロ』2008.AUTUMN No.33より『闇に用いる力学 黄禍篇』の連載開始。マガジンハウス「ウフ.」10月15日発売号に「依存のお茶会」を掲載。「キララ、探偵す。特設サイト」(略称キララサイト)に、「妙子、消沈す。」を掲載。
(禁無断掲載)

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その面を、ブログで補い、時間をおいて、メイン・コンテンツであるホームページにも反映させていきたいというのが、このブログを開設した狙いです。
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