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『ジャーロ』2014 SPRING No.50 に『闇に用いる力学 青嵐篇6』を掲載2014-03-16 Sun 00:23 『ジャーロ』2014 SPRING No.50 (光文社)が刊行されました。 特集は「逢坂剛 神髄を知り、醍醐味溢れる匠」。 そして、第14回「本格ミステリ大賞」候補作決定。 この号に、竹本健治さんの『闇に用いる力学 青嵐篇』連載第6回が掲載されています。 スポンサーサイト
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『キララ、探偵す。』(文春文庫)2010-01-10 Sun 16:08 著者:竹本健治 書名:『キララ、探偵す。』 出版社名:(株)文藝春秋 レーベル名:文春文庫 た-75-1 ISBN978-4-16-777332-8 C0193 定価:本体714円+税 帯文:乾くるみ 解説:蔓葉信博 カバーイラスト:安森然 カバーデザイン:野中深雪 印刷:(株)凸版印刷 製本:(株)凸版印刷 ![]() ※本書の特徴。 (1)スィートにてキュート。限りなくポップな新感覚・美少女メイド+ロボット(アンドロメイド)ミステリ。 恒河大学に通う立体偶像研究会、通称アイドル研究会所属のオタク大学生、乙島脩平のもとに現れた美少女メイド・キララは、従兄の電子機器メーカー醍醐堂の研究者・益子博士らが開発した最新鋭のメイドロボットだった。 このメイドロボットのモニターを頼まれた乙島は、つぎつぎと難事件に巻き込まれて……さぁ、たいへん。 ご主人様、難事件は、キララが解決しますぅぅぅ……。 (2)スィートでキュートなキララが、一旦スイッチが入ると、女王様キャラのクララに変身して、Hモードになるのです。 クララになると、なお一層、頭脳は冴え渡り、難事件なんてスパッと斬っちゃうんです。 (3)恒河大学って、ピンと来ました?『闇に用いる力学』の世界では、丸田財閥の資金が総合学術振興会に流れていて、その振興会の影響下に恒河大学の一部があるわけです。でもって、益子博士の展開する人工知能論。興味深いですね。この(3)は、その道筋の人向けのマニアックな鑑賞法ですが。 とにかく、べらぼうに面白い。 21世紀本格の流れは、この路線が本道になるとまちがいなし。 超ポップなライトレベルにして、本格。それでいて、ちょっぴりエロティックでもあり、周縁を隈なく見回すと、世界の深淵とも繋がっている。 こんなミステリを待っていたんだ。 というわけで、続編の単行本『キララ、またも探偵す。』(文藝春秋)も、よろしくなのです。 |
『ツグミはツグミの森』2009-11-23 Mon 19:57 『ツグミはツグミの森』 ISBN 978-4-06-215848-0 C0093 講談社 2009.10.28 第1刷発行 定価:本体1500円+税 装幀:坂野公一(welle design) 装画:林タケ志 本文データ制作:講談社文芸局DTPルーム 印刷:凸版印刷(株) 製本:(株)若林製本工場 ![]() ※ミラノ高校天文部を舞台にした心理サスペンスホラー。 嵐の吹き荒ぶなか、不吉なツグミの森で、何かが起こる。 1ページを読んだ段階で、あなたは作者の罠に嵌る(かも知れない)。 終盤に怒涛のように押し寄せる過酷な事実と驚愕の真実。 あなたの魂に戦慄が走り、またひとつ認識が改められる。 本書は『カケスはカケスの森』とは関係のない独立した物語です。 しかし、本書を読んだあと、『カケスはカケスの森』を再読すると、また事件の違う側面が見えてくるかもしれません。 |
『ツグミはツグミの森』2009-10-03 Sat 23:07 『ツグミはツグミの森』 著者:竹本健治 発行元:講談社 発売日:2009年10月28日発売 |
『狂い咲く薔薇を君に ~牧場智久の雑役』2009-08-14 Fri 00:50 ![]() 竹本健治著 『狂い咲く薔薇を君に ~牧場智久の雑役』 光文社文庫 ISBN978-4-334-74629-2 C0193 定価:本体571円+税 カバーデザイン:泉沢光雄 カバーイラスト:林タケ志 カバー印刷:慶昌堂印刷 印刷:慶昌堂印刷 製本:明泉堂製本 発行:2009年8月20日 収録内容:「騒がしい密室」「狂い咲く薔薇を君に」「遅れてきた屍体」「カッパ・ノベルス版あとがき」 解説:笹川吉晴 ※牧場智久の雑役シリーズ。この短編シリーズでは、武藤類子と津島海人と牧場智久の3人が、レギュラーで登場する。 各短編は独立して読むことができ、すっきりと謎が解けるように出来ている。 血も凍るようなとびきりの難事件に対して、この3人が挑む。 |